高齢による様々な身体の変化や、障がいにより日々の「座る」「寝る」場面で苦痛や悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。急速な高齢化社会の進展とともに深刻化するこの問題に、当社として何かできることはないか。私たちはその想いでEXGELの開発に着手し、医療福祉分野への製品供給を始めました。EXGELの優れた特性は車いす用クッションや介護マットレス、手術用パッド類において高い評価をいただき、多くの方に心地よさと安心感をお届けすることができました。

　この医療福祉分野で培ったノウハウを基に、私たちはEXGELを様々な分野に応用し、製品をお届けしてきました。チャイルドシートの衝撃吸収パッド、理美容用品、パソコン用アクセサリー、自動車クッションからモータースポーツの最前線に至るまで、現在では多くの分野でEXGELの機能が認められ、数多くの製品に採用されています。

　高機能素材EXGELと、ものづくりへの情熱。私たちはこれからも安全で快適な生活に役立つ製品開発に努め、お客様や社会から信頼される会社であり続けたいと願っています。

　そこにお客様の身体の苦痛や悩みがあるから。安全と安心の願いがあるから。私たちには、お応えしなければならない使命があります。その目標に向かって、私たちは挑戦を続けます。

1969年	加地商店として創業、スポーツシューズの縫製を始める
1980年	法人改組、株式会社加地設立
1983年	仁多町誘致工場として仁多工場新設
1985年	KSS（カジ・ソーイング・システム）開発（特許取得）生産システムの販売を始める
1987年	KSS技術提携により島根県誘致企業としてアキレス島根（株）を設立
1989年	自動車内装部品加工を始める
1992年	新分野事業開発のための横浜営業所開設
1993年	シューズ業界初のロボット塗装システム開発
1994年	シューズ製造工程におけるPL法対策機PPC（ピンポイントセメンティング機）開発（特許取得）販売を始める
1995年	新素材EXGELを開発、EXGELを応用した商品研究開発部門を設置
1996年	新素材開発に伴い、島根県より新分野進出等の企業承認を受ける
1998年	EXGELを応用したヘルスケア商品、メディカル用品、オフィス用品、自動車用品等の開発販売を始める
2000年	EXGEL製品販売の福岡営業所開設
2001年	EXGEL製品販売の京都営業所開設
2004年	中国地域ニュービジネス優秀賞受賞
2006年	関西文化学術研究都市の中心に位置する京都府相楽郡精華町にけいはんなR&Dセンター設立 生産設備の増設により本社工場を島根県仁多郡奥出雲町下横田183-6から島根県仁多郡奥出雲1295-3に移転
2007年	京都市ベンチャー目利き委員会Aランク認定取得
2008年	国際品質規格ISO9001：2008　認証取得
2010年	小川國男代表取締役社長が代表取締役会長に就任し、代表取締役社長に小川要が就任
2011年	EXGEL、国際安全基準であるエコテックススタンダード100認証取得 車いす用クッション3製品がCEマーキング（欧州医療機器指令93/42/EEC）に適合 モニートツーリング、グッドデザイン賞受賞