その腰痛、間違ったクッションを使っていることが原因!?
いつも使っているそのクッション、身体に合っていますか?
腰痛の原因の一つが、間違ったクッションを使っていることです。
「座り仕事だから腰痛になっても仕方ない」「もう高齢だから、腰痛ぐらいあって当然」と、腰痛の解消をあきらめていませんか。クッションを変えるだけで腰痛を和らげることができるのだとしたら、ぜひ実践したいものです。
自分の体型や症状、利用シーンに合わせたクッションを選んで、腰痛から解放されましょう。
自分に最適なクッションを使用していますか?
睡眠を改善するために、自分に合った枕を使う人は多いです。それに比べると、自分に合うクッションを探す人がどれだけいるでしょうか。枕と同じように、クッションも人によって最適なものが異なるのですが、その重要性はあまり認知されていません。
例えば体重や体格によって、最適な厚みや形状が変わってきます。また特定の場所が痛む場合には、その痛みを軽減することが最優先となります。自分に合った、最適なクッションを選ぶポイントを見ていきましょう。
腰痛対策のためのクッションの選び方
①圧力がどこに集中しやすいのか
座っているとき、最も痛くなるところが、圧力の集中している部分です。
これを覚えておけば、クッション性がどの部分に必要なのかがわかります。
人は、立っている時には体重の全てが足の裏にかかっています。これが座った姿勢になると、その体重の大部分がお尻に移動します。さらに身体の内部を見ていくと、人は骨盤で上半身を支えて座っていることがわかります。
この上半身の体重の大半は、骨盤の先端にあたる坐骨にかかっています。座っている時に感じる痛みで最も多いのは、体重による圧力が集中する坐骨の部分です。クッション選びで最も重視したいのは、この坐骨にかかる圧力の分散です。坐骨部の圧力を分散し底付きしにくい素材や十分に厚みがあるものを選び、負担を軽減させる必要があります。
また、おしりの付け根にある仙骨・尾骨が痛いという人は、尾骨部を圧迫しないU字型などのクッションを使用しましょう。
②利用シーンに合わせて選ぶ
利用シーンによっても、クッションの選び方は異なってきます。
自宅のダイニング、勉強机、オフィス、自動車、飲食店や劇場など、生活には様々な座る場面があります。ここではデスクワークと運転を例に挙げて、対策を解説します。
【デスクワークで腰痛に悩んでいる人】
デスクワークで腰痛が発生しやすいのには、次の3つの原因が考えられます。
・長時間座り続ける必要がある
・自分に合う椅子を選ぶことができない
・デスク上での作業のために不自然な姿勢になりやすい
そこでクッションに求められるのは、以下の3点です。
・長時間圧力を分散し続けること
・椅子の欠点を補うこと
・作業姿勢を楽に維持できること
ここでポイントになるのが骨盤の角度です。
背骨の自然なS字カーブを維持しつつ、作業姿勢に対応するためには少し前側に向かって傾斜したクッションが適しています。適度な骨盤の角度を保ちつつ、圧力分散の優れたクッションを探してみましょう。
【運転時の腰痛に悩んでいる人】
同様に、運転時にはなぜ腰痛になりやすいのか考えてみましょう。次の3つが、主な原因です。
・渋滞や業務上の都合により長時間の運転を余儀なくされている
・自動車のシートが良くない、または身体に合っていない
・悪い運転姿勢が癖になっている
運転は、腰を中心にして、絶えず全身を動かし続ける運動です。その負荷の多くが腰にかかってきますが、運転中は立ち上がるなどして大きく姿勢を変えることができません。この、逃げ場のない負荷が腰に蓄積していきます。
負荷を緩和するためには、圧力が集中する坐骨や尾骨部分の圧力を分散させつつ、骨盤をしっかりと支えて運動姿勢を安定化させることも重要です。これらを満たすクッションが見つかれば、腰痛の緩和も可能になります。また、自動車のシートには様々な形状があるので、シートの形状や厚みなどに合ったクッションを選ぶことも重要です。
自分に合ったクッションを見つけるには、実際に座って試す!
クッションは椅子の形状や、使用する人の体格・お悩みの場所によって使用感が異なります。購入する前に、実際に座って試すことをおすすめします。
エクスジェル シーティングラボ 直営店舗では、座った際の圧力測定が行える独自のサービス「シーティングナビ」を無料で体験することができます。自分の座り方のクセや特徴が一目で分かり、測定結果をもとに、より快適に座るためのポイントやおすすめのクッションを専門スタッフが提案します。
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「近くに店舗がない」「自宅で試したい」という方におすすめです。
よくある質問
自分に合ったクッションとは?
体重や体格によって、最適な厚みや形状が変わってきます。また特定の場所が痛む場合には、その痛みを軽減することが最優先となります。腰や背中、尾骨など、特に必要な部位に適切なサポートをしてくれるクッションを選びましょう。柔らか過ぎず硬すぎず、自分の体にフィットするものが最適なクッションとなります。座るシーンによって背もたれクッションや座面クッションを使い分けましょう。
背もたれクッションと座面クッションはどっちがいい?
背もたれクッションは、背中や腰をサポートするためのクッションで、座面クッションは、座る面の下に敷いて使用するクッションです。背もたれクッションは背中や腰をサポートし、正しい姿勢を維持するために使用されます。一方、座面クッションは座る面の下に敷いてお尻や腰への圧力を分散し、快適な座り心地にしてくれます。自分の体の辛い箇所に応じて、どちらか一方や両方を組み合わせて使用することがよいでしょう。
腰痛対策のためのクッションの選び方
・圧力がどこに集中しやすいのか。坐骨部の圧力を分散し底付きしにくい素材や十分に厚みがあるものを選び、負担を軽減させる必要があります。
・デスクワークの場合。①長時間圧力を分散し続けること②椅子の欠点を補うこと③作業姿勢を楽に維持できること
・運転時の場合。圧力が集中する坐骨や尾骨部分の圧力を分散させつつ、骨盤をしっかりと支えて運転姿勢を安定化させるよう、シートの形状や厚みなどに合ったクッションを選ぶこと