「座り」のコラム

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クッションの選び方

痔に優しいクッションの選び方とは?

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ただでさえ辛い痔をさらに苦痛なものにするのが、座っている時間です。お尻を座面や床につけると患部が圧迫されるため痛みが強くなり、長時間その姿勢を続ければ、悪化する可能性が高まります。とはいえ、「座らない生活」などは不可能。なるべく患部を刺激せず、痔を悪化させないためにはクッションが効果的です。痔に優しいクッションの選び方を解説します。

なぜ、長時間の座りが痔を悪化させるのか

座るという行為は、お尻をぺったりと椅子の座面や床につけるものです。すると、お尻部分はうっ血した状態が続き、血液の循環が悪くなってしまいます。とくにデスクワークをしている人の多くは、エアコンの効いたオフィスで働いていることから、体の冷えを伴いさらに血行は悪くなります。

痔の中でも、肛門の入り口等にいぼができる「痔核(いぼ痔)」は、肛門の隙間を埋めて便やガス漏れを防ぐクッションの役割をする部分がうっ血し、いぼを作ってしまったものです。血行が悪くなることで、このいぼ痔が進行してしまいます。

また、うっ血すると炎症が起こりやすくなります。痔の中でも、肛門の皮膚が裂けてできる「裂肛(切れ痔)」は、硬い便を出したときなど一時的に肛門の皮膚が裂け出血した傷が癒えずに慢性化したものです。炎症を起こしやすい状態が続くと、この切れ痔も治りにくくなります。肛門線の炎症によって肛門の周囲に膿が溜まる「痔ろう」も同様です。

痔に優しいクッションのポイント6つ

長時間の座りが痔に良くないことから、医療の専門家は「座りっぱなしはやめて、1時間に一回は休憩を取ること」と口をそろえます。しかし、さまざまな仕事環境から、休憩が思うように取れない人も多いでしょう。痔に優しいクッションを選ぶことで痛みを和らげ、悪化を防止しましょう。痔に優しいクッションのポイントは、以下の6つです。

・肛門部が開いているO字型やU字型

肛門部分が圧迫されないクッションを選びましょう。肛門が当たる部分が丸く空いているO字型クッションや、お尻の後ろの部分まで空いているU字型クッションなど、円座クッションと呼ばれるものがおすすめです。
とくにU字型のクッションは、肛門まわりばかりではなく、お尻の後部の圧迫まで逃してくれるため、座面の奥までしっかり座れます。座面の奥まで座れないと、お尻の後方にある仙骨を真下にし、背もたれに強くもたれて座ってしまう「仙骨座り」になりがちです。腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまうかもしれません。椅子の奥深くまで、しっかり座るのが大事です。

・低反発でフラットな着座面

フカフカのクッションは、短時間であればリラックスして座ることができますが、長時間座っていると体が安定せず疲れてくるため、お仕事向きではありません。またお尻の下にある座骨が当たる部分の素材がへたり、底つき感のためお尻が圧迫され、血行が悪くなる恐れがあります。低反発で、なるべくフラットな着座面のものを選びましょう。

・お尻に優しい素材選び

座り始めには柔らかく感じられるフカフカのクッションも、長時間座るとクッション性が感じられなくなる場合があります。またクッション性を保つために厚く作られたクッションでは、姿勢が崩れて腰に負担がかかるようなケースもあります。素材を選ぶ際は、薄くても長時間変わらないクッション性を保持できるものを探してみましょう。

・通気性がいい

吸汗性、速乾性に優れた素材を選びましょう。お尻が蒸れた状態が続くと気持ちが悪いうえ、衛生面でもよくありません。

・滑り止めがついている

滑り止めがついていないと、座っているうちにお尻がクッションごと椅子の前へ滑ってきてしまいます。すると、先ほども紹介した「仙骨座り」になり、腰を痛めてしまう恐れがあります。必ずクッションの裏を確認して、滑り止めがついている者を選びましょう。

・見た目が好み

パッと見て「気分が上がる」ことはとても大事です。とくにオフィスで使う場合には、「いかにも『痔の人専用』のような見た目のクッションは恥ずかしい」と感じる人も多いでしょう。そんな人は、オフィス用の機能性クッションのように見えるスタイリッシュなデザインを選ぶのも一案です。動物の顔があしらわれたもの、ドーナツのような装飾のものなど、かわいらしいデザインの円座クッションもあります。

・持ち運びやすい

座って作業をするのは、オフィスや自宅のデスクだけとは限りません。ダイニングチェアで書き物をする、ソファで映画を鑑賞するなど、いつでもどこでも専用クッションを利用できるよう、持ち運びがしやすいクッションが理想です。

クッション使用以外にも気をつけたい、痔に優しい生活のヒント5つ

痔のケアについては、仕事時にクッションを使用して座ること以外にも、日常生活で気をつけられる部分があります。以下の5つを意識しましょう。

・運転中も専用クッションを

車を常用する生活ではとくに、運転中もO字型やU字型クッションを利用するのが大事になります。車専用のクッションが販売されているので、活用しましょう。

・血行促進を意識する

お尻は体の中でもとくに冷えが生じやすい部分です。夏場でもシャワーで済ませず、入浴して血行を促進させる、血管を収縮させるタバコを控えるなど、血行促進を意識した生活をしましょう。
ただし、痔ろうの人は入浴が症状を悪化させるケースがあるため、医師への相談が必要です。

・便秘や下痢を起こしにくい食習慣を

痔になってしまった原因を「便秘や下痢が続いたから」と答える人は多いと思われます。ヨーグルトなど整腸作用のある食品を積極的に摂り、便秘や下痢を起こしにくくしましょう。

・ストレス発散の機会を設ける

ストレスによる免疫力の低下を防ぐため、発散させる機会を設けましょう。ただ、腸内環境を悪化させる暴飲暴食は避けて。

・過度な疲労をなるべく避ける

疲労も免疫力低下の原因になります。睡眠時間をきちんととり、ハードワークが続くときにはまわりの人に相談しながら仕事を調整するのも大事です。

痔はクッションで優しくケアを

治りにくい、オフィスワーカーの痔。最適なクッションを活用することで長時間の座りから患部を守るのが、仕事を継続し痔と上手につきあうポイントになります。長時間座ることになりますから、クッションの使用感はとても重要です。できればお店で確かめてから購入するのがいいでしょう。

自分に合ったクッションを見つけるには、実際に座って試す!

クッションは椅子の形状や、使用する人の体格・お悩みの場所によって使用感が異なります。購入する前に、実際に座って試すことをおすすめします。

エクスジェル シーティングラボ 直営店舗では、座った際の圧力測定が行える独自のサービス「シーティングナビ」を無料で体験することができます。自分の座り方のクセや特徴が一目で分かり、測定結果をもとに、より快適に座るためのポイントやおすすめのクッションを専門スタッフが提案します。

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「近くに店舗がない」「自宅で試したい」という方におすすめです。

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おすすめのクッション


ザ・アウルスタンダードU
一般的なドーナツ形状のクッションと違い、お尻の後部まで圧迫を感じないので奥までしっかり座れます。
また、厚みを抑えたフラットな着座面が安定した姿勢へと、自然に促します。


ハグドライブ円座セット
患部や尾骨に接触することなく奥までしっかり座れます。
フラット形状によって安定した座位姿勢を保ちやすく、長時間座っていても快適に過ごせます。


モバイルクッションL
スリット形状で幹部や尾骨の接触や圧迫を防ぐため、痛みなく座ることができます。
400gと軽量で、付属の収納袋に入れて持ち運べます。


 

参考文献
『新版 痔と上手につきあう本』岩垂純一、講談社
『NHKきょうの健康 便秘と痔の悩みを解消 セルフケアと治療』NHK出版
『よくわかる最新医学 新版 痔』平田雅彦、主婦の友社
『新版 痔の最新治療』平田雅彦、主婦の友社
『女性のためのお尻読本』岩垂純一、時事通信社

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