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骨盤矯正にはどんな効果がある?歪みを悪化させないセルフケアも紹介

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多くの不調から「自分には骨盤の歪みがあるのでは」と感じ、骨盤矯正が気になっている人はいませんか。骨盤の歪みを矯正すると、腰痛や肩こり、頭痛が軽減したり、冷え性が改善したりするなど嬉しい効果が見られます。骨盤矯正についての基本的な知識とその効果を解説したうえで、骨盤の歪みを悪化させないセルフケアについて紹介します。

骨盤矯正とは、歪んだ骨盤をもとの位置に戻すこと

骨盤矯正とは、歪んでしまった骨盤を、本来の位置に戻す施術のことです。整体院や、接骨院でやってもらうことができます。

骨盤は体の中心にあり、立ち歩きや座るときなど全ての動作において、上半身と下半身のバランスをとる役割を担っています。その一方で、骨盤まわりには骨や関節などさまざまなパーツがあり、日常の悪い姿勢などで持続的に負荷がかかったりすると、少しずつ歪みが生じてきます。

例えば、バッグを左肩にかけるクセがあると、左の肩が上がり、右の肩は下がります。すると骨盤は右側を上げ、左側を下げることで全身のバランスをとろうとします。また、右脚を上にして脚を組むクセがあると、骨盤は右側が上がり、左側が下がってしまいます。こういった日常のクセを続けることにより、骨盤は歪んできてしまうのです。

骨盤矯正では、このような日常のクセから生じた骨盤の歪みを、指圧や関節を動かすことによってリセットします。

骨盤矯正には、こんな効果がある

骨盤を正しい位置に戻すことにより、以下のような効果が期待できます。

・腰痛、肩こり、偏頭痛の改善

骨盤が歪むと、骨盤を支える筋肉のバランスが崩れ、不自然な力が働き続けることになります。この状態が続くと、腰の痛みが発生します。また、骨盤で上半身を支えきれなくなれば背骨や首が前に倒れるため、肩こりや首こり、偏頭痛の原因になります。骨盤の歪みが解消すれば、このような体の痛みも改善されます。

・胃下垂の改善

骨盤には、内臓を守る器という役割もあります。その骨盤が歪むと内臓が下がり、胃下垂につながることがあります。骨盤を正しい位置に戻せば、そのぶん胃の負担も軽減されます。

・生理痛や生理不順の改善

骨盤の歪みにより内臓が下がると、臓器の中で一番下にある子宮が圧迫されます。そして血流低下により機能が低下し、さまざまな生理トラブルに見舞われる可能性があるとされています。骨盤矯正で血流がよくなり、機能の改善につながります。

・不眠の改善

不眠も、骨盤の歪みが関係しているかもしれません。骨盤が安定せず姿勢が悪化すると、背骨を通る神経が圧迫され、自律神経の働きが乱れてしまうことがあるためです。自律神経の乱れは不眠を引き起こします。骨盤矯正により、よく眠れるようになる可能性があります。

骨盤矯正に行っても、正しい体の使い方をしなければ歪みは繰り返される

骨盤矯正に通って「スッキリした」「体の不調がなくなった」と感じ、イキイキと過ごせるようになったなら、セルフケアを始めましょう。なぜなら、骨盤を歪ませる原因となっている生活習慣を改めないと、また骨盤は歪んでしまうためです。不調を繰り返さないためにも、せっかくリセットしてもらった骨盤を大事にケアしましょう。

骨盤の歪みは、悪い姿勢をとることや、骨盤周りの筋力低下によって作られます。セルフケアとしてできることは、以下の3つです。

・姿勢正しく座る

現代人は、一日の長い時間を座って過ごします。寄って、骨盤に悪い座り方を続けていると、歪みに影響します。腰回りに負担をかけない、正しい座り方を覚えましょう。

・骨盤をほぐすエクササイズを行う

筋肉のコリがほぐれると、骨盤は自然に正しい位置へ戻っていきます。

・腰回りの筋肉を鍛える

腰回りの筋肉を鍛えれば、筋力低下によって生じる骨盤の歪みを防ぐことが可能です。

それぞれ、セルフケアの方法を具体的にお伝えします。

姿勢正しく座る

・体はひねらず、正面を向く

まずは、正面を向いて座るよう心がけましょう。足を組んで座ったり、足を一方に投げ出して床に座る「横座り」をしたりすると、体がねじられてしまい、骨盤が歪みやすくなります。椅子に座るときも、床に座るときも、足を揃え、まっすぐ前を向いて座ります。

・骨盤を立てる

骨盤が前にも後ろにも倒れず、水平を保っている状態を「骨盤が立っている状態」といいます。座るときは骨盤を立てると、骨盤に歪みが生じにくくなります。椅子に深く座ってお尻を背もたれにつけ、そのまま上体を起こしましょう。

背もたれに強くもたれかかると、お尻が前にずれて、骨盤が後ろに傾きます。背中を反らせすぎると、骨盤が前に傾きます。背中は、背もたれに軽く沿わせる程度にしましょう。

骨盤をほぐすエクササイズ

・腰回し

足を肩幅に開いて立ち、手は腰に当てます。そのまま、フラフープを回すイメージで、腰をグルグルと回します。膝が曲がると効果が薄れるので注意しましょう。

・お尻歩き

床に座り、両足を前に投げ出し長座の姿勢をとります。両手は肩を抱きかかえるようにし、そのままお尻を使って前進します。部屋の隅まで来たら、今度はお尻を使って後ろに進みます。

・脚倒し

仰向けになり、両膝を揃えて約90度の角度に立てます。手のひらは床につけます。両膝を揃えたまま、左方向にひねり、静かに足を倒します。その際、上半身を動かさないよう注意しましょう。そのまま20秒ほど静止します。逆側も同様に行います。

 

腰回りの筋肉を鍛える

・レッグレイズ

仰向けになり、両脚を揃えて、なるべく高く、ゆっくりと脚を上げます。その後、ゆっくり元に戻ります。シンプルな動作ですが、ゆっくり行うことになり、お腹の奥の筋肉が強化されます。

・スーパーマン

うつ伏せになり、両腕、両脚を伸ばして脱力します。その後、両腕と両脚をできるだけ床から上げ、20秒ほど静止します。日常ではなかなか鍛えることのできない、背中側の筋肉強化が期待されます。

正しい座り方とエクササイズで、骨盤を大事に!

運動不足や座り過ぎなど、現代の生活は骨盤を歪ませる要素に満ちているといえるでしょう。骨盤が歪むと、全身の不調につながってしまいます。状態がひどくなり、整体院や整骨院に駆け込む前に、自分でできるケアを試してみましょう。

また、骨盤矯正を受けたなら、その効果を持続させるためにも、セルフケアを意識して生活するのが大事です。骨盤をほぐし、鍛え、そしていたわる生活で、はつらつとした人生を手に入れましょう。

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【参考文献】

『骨盤のゆがみが治る100のコツ』主婦の友社

『「骨盤」自力整体』矢上裕、永岡書店

『腰痛は自分で治せる』石井博明、主婦の友社

『はじめてのバランスボール』後藤志帆・鈴村典子監修、池田書店

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