美しい姿勢で座れば、太ももやせに効く!さらにエクササイズで引き締まった脚へ
すらっとした細い脚には、誰でも憧れるものです。
正しく「座る」だけで、理想のレッグラインに近づけるとしたら、試さない手はありません。
「太ももがぽっちゃりしている」「タイトなパンツがキレイにはけない」といった悩みがあるなら、日々の座り方を意識してみましょう。印象アップの上にダイエットも叶う座り方と、太ももに効くエクササイズをご紹介します。
ぽっちゃりした太ももを引き締めるには内ももを意識するのが大事
「太ももが太いのが悩み」という人は、一度自分の足をじっくり観察して、どのあたりを引き締めたいのか確認してみましょう。「一番引き締めたいのは、足の内側のプヨプヨしたお肉」という人が多いのではないでしょうか。内ももがスッキリすれば足の間にすき間ができて、「引き締まった脚」という印象を手に入れることができます。
そう、太ももヤセのためには、内ももの引き締めが重要です。内ももは日ごろ使うことがないため、鍛えるのが難しい部分です。しかし、裏を返せば、日ごろから意識して内ももを使うことができるなら、自然に引き締めることが可能です。
座り方を意識すれば太ももの内側に働きかけることができる
内ももを日ごろから意識することができる一番簡単な方法が、座り方を整えることです。日本人は、一日の60%を座って過ごすといわれています。内ももを常に意識する座り方に変えれば、一日の6割もの時間を使って太ももヤセを実践できるということになります。
太ももの内側に効く座り方のポイントは、次の3つです。
・しっかり両ひざをつけて座る
椅子に座ったら、まずは脚を揃え、両ひざをつけましょう。ひざをつけるという行為は、太ももの内側にある内転筋を使うため、これだけでも内ももに力が入ることになります。
・ひざの角度を90度にする
膝をつけていても、脚を前に投げ出していたり、後ろに回していたりすると正しく内転筋が使われません。ひざの角度を90度にして、ひざ下をまっすぐ床へ下ろします。
椅子が低すぎると、ひざを閉じたときに膝下をまっすぐ床へ下ろせず、どうしても角度が開いてしまいがちです。椅子を高くして調整しましょう。椅子の高さを調節するのが難しければ、厚めのクッションで調節するのが手軽でおすすめです。
・足裏を床につける
足の裏が床につかない場合は、両膝をつけて座ること自体が辛いでしょう。椅子が高すぎる場合は、足の下に踏み台を置いて調節します。古雑誌やタオルを少しずつ敷いていけば微調整が可能です。
慣れていないと、すぐに内ももがプルプルしてきて、辛く感じます。そうなったらいったん、足を緩めて休憩しましょう。そして、また実践することを繰り返します。ずっと「辛い」を感じるようでは、習慣づけるのは困難です。無理なく、しかし常に意識して姿勢をキープすることが重要です。
見た目も美しい、正しい「座り」をキープしよう
ひざ下を意識したうえで、さらに次の3点を意識して正しい座り方をキープすると、内転筋以外の筋肉にも働きかけることができるうえ、見た目の美しさもアップします。
・背筋を伸ばし、背もたれにもたれかからない
背もたれにもたれかかると重心が後ろへ逃げてしまい、ひざを90度に保ち続けるのが辛くなります。背筋を伸ばし、背もたれにもたれかからず座りましょう。
・椅子に深く腰かけ、骨盤を立てる
椅子には深く腰かけて、骨盤を立てることを意識します。背もたれにお尻をつけるほど深く座った後、そのままグイッと上体を起こしてみましょう。お尻がしっかりと椅子についているのを意識できると思われます。これが「骨盤が立った」状態です。骨盤を立てて正しく座ると、腰痛を防ぐだけでなく、骨盤のゆがみを是正して血流をアップさせる効果もあります。血流がアップすれば、代謝がよくなりダイエット効果が期待できます。
・目線はまっすぐ
背筋が伸びていても、首が前に出ていては見た目も悪いですし、肩コリや首凝りの原因になります。目線はまっすぐキープしましょう。さらにあごを引けば、美しい座り姿勢の完成です。
エクササイズ3つをプラスして、さらにきれいな脚へ
エクササイズを行って内転筋へ積極的な働きかけを行えば、さらにダイエット効果がアップします。とくに内もものシェイプアップに効果的な3つのエクササイズをご紹介します。
・クッション挟み
①クッションを太ももに挟みます。クッションがない場合は、バスタオルをグルグル巻いて代用しましょう。
②息を吐きながら5秒間、内ももに力を入れてクッションをへこませます。
③息を吸いながら5秒間で元の状態に戻ります。
①〜③を1セットとし20回程度、テレビを見ながらなど、気づいたときに行いましょう。立ち姿勢でも、座り姿勢でもOKです。
・どすこいスクワット
脚を大胆に開いて行う、お相撲さんのしこ踏みを連想させるスクワットです。
①両足を大きく外側に開き、つま先も外側に向けます。
②そのまま、ひざと同じ高さになるまで腰を下ろして3秒キープしましょう。
③ゆっくりお尻を上げ、元の姿勢に戻ります。
①〜③を1セットとし10回から20回繰り返すことで、内ももに負荷がかかるのがわかります。
・あお向け足上げ
①床やヨガマットに仰向けになり、脚をまっすぐ上にあげます。
②そのまま、両足を開いたり、閉じたりすることを繰り返します。
脚がどうしても曲がってしまうという人は、曲がったままでも構いません。20回から30回繰り返すことで、内ももがだんだん疲れてくるはずです。骨盤をほぐす効果もあるので、一日の姿勢の歪みをリセットさせるためにも、寝る前などに行いましょう。
持続的な内ももケアで健康的なレッグラインを
座ったときに内ももを意識し、さらにエクササイズを加えれば、一日のかなりの時間を美脚のために使うことになります。短時間で太ももに大きな負荷をかけるようなハードな運動は続かないという人には、とくにおすすめです。
また、内勤や座っての接客など、座り仕事をしている人にもおすすめ。座り方を意識することで美しい姿勢が保たれ、印象がアップするためです。
一日では効果が実感できなくても、一週間、一ヶ月と続けることで、じわじわと理想的な美脚に近づいてくることでしょう。ぜひ、今日から正しい「座り」とエクササイズを取り入れてみてください。
自分に合ったクッションを見つけるには、実際に座って試す!
クッションは椅子の形状や、使用する人の体格・お悩みの場所によって使用感が異なります。購入する前に、実際に座って試すことをおすすめします。
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姿勢改善におすすめのクッション
ザ・アウル 3D ハイエスト
最も圧力がかかり、痛みの原因となる坐骨部をエクスジェルが包み込み、尾骨部から仙骨部の圧力を軽減。
もも裏もやさしく支えます。
立体形状で座った時の骨盤を正しい角度に導いて体のS字カーブをキープ。
ハグカンフィプレミアム
背中をソフトに支えながら、座面で体圧をしっかりと分散。
ダブルのサポート構造により、腰椎・仙骨・骨盤をしっかりと支えます。
床プニ
適度な高さのある床プニはテレビや食事など長時間、床上で座り続けても足のしびれや膝の痛みを防ぎ、楽な姿勢で快適に過ごせます。
よくある質問
ぽっちゃりした太ももを引き締めるには?
太ももヤセのためには、内ももの引き締めが重要です。内ももは日ごろ使うことがないため、鍛えるのが難しい部分です。しかし、裏を返せば、日ごろから意識して内ももを使うことができるなら、自然に引き締めることが可能です。「太ももがぽっちゃりしている」「タイトなパンツがキレイにはけない」といった悩みがあるなら、日々の座り方を意識してみましょう。
太ももの内側に効く座り方のポイント
・しっかり両ひざをつけて座る。椅子に座ったら、脚を揃え、両ひざをつけましょう。ひざをつけると太ももの内側にある内転筋を使うため、内ももに力が入ります。
・ひざの角度を90度にする。膝をつけていても、脚を前後に回していると正しく内転筋が使われません。ひざの角度を90度にしてまっすぐ床へ下ろします。
・足裏を床につける。慣れていないと内ももがプルプルしてきて、辛く感じます。常に意識して姿勢をキープすることが重要です。
エクササイズをプラスして、さらにきれいな脚へ。
・クッション挟み。
①クッションを太ももに挟みます。
②息を吐きながら5秒間内ももに力を入れてクッションをへこませます。
③息を吸いながら5秒間で元の状態に戻ります。
①〜③を1セットとし20回。
・どすこいスクワット。
①両足を大きく外側に開きつま先も外側に向けます。
②そのままひざと同じ高さになるまで腰を下ろして3秒キープ。
③ゆっくりお尻を上げ、元の姿勢に戻ります。
①〜③を1セットとし20回。