在宅ワークの集中力アップ!正しい座り姿勢を楽にキープできるグッズ7選
テレワークをするようになったら、オフィスにいたときよりも腰痛や肩こりに悩まされるようになったという人はいませんか。快適な在宅ワークには、コツがあります。それは、様々なグッズを使って、自宅を仕事に適した環境に整えることです。とくに注目してほしいのが、「正しく座る」ことの効用です。良い姿勢をキープできれば、肩こりや腰痛が生じにくくなり、集中力が高まります。作業姿勢を整えてくれるクッションやパソコンスタンドなど、在宅でも生産性の高い仕事をするために便利なグッズについて紹介します。
在宅ワークは環境を整えるのが大事
国土交通省は、テレワークに関して先進的な取り組みを行っている企業にヒアリングを行った結果、テレワーク実施の際にワーカーが抱える課題として「意識」「スキル」「環境」の3つがあると整理しています。それぞれ、どのような課題があるかは、以下の通りです。
【意識面の課題】
・プライベートとの区別がつかないおそれがある
・働きすぎる可能性がある
【スキル面の課題】
・セキュリティの不安
・コミュニケーション不足への不安
【環境面の課題】
・自宅にスペースがない
・自宅の通信インフラに不備がある
参考資料:http://www.mlit.go.jp/common/001267252.pdf
このうち、「自宅に(仕事に適した)スペースがない」という課題は、意識面やスキル面と違い、仕事環境を整えるグッズを揃えることによって改善が期待できます。
では、「仕事環境を整える」とは、具体的にどんなことでしょうか。厚生労働省では、自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備の注意点として、以下のようなポイントを挙げています。
※厚生労働省「自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備」より抜粋・編集
しかし、自宅で上の図のような作業環境を全て整えることは難しいですよね。作業机やデスクワークに適したチェアは場所も取るので、現実的にここまで対応できる人は限られるのではないでしょうか。
テレワークのために、完璧にオフィス仕様へと部屋を生まれ変わらせる必要はありません。できる範囲でグッズを取り入れれば、ぐっと働きやすくなります。
在宅ワークをオフィス仕様に整えるグッズ7選
①チェア用クッション
日本の住環境では、自宅にオフィス向けの椅子がある人はほとんどいないでしょう。自宅のダイニングチェアであっても、座り仕事をする人のために作られた機能性クッションを敷けば、正しい作業姿勢の維持をサポートしてくれます。
②床座り用クッション
床に直接座って作業をすると前かがみになり、骨盤が後傾してしまいがちです。すると腰痛の一因となる恐れがあります。クッションに座ることにより骨盤が立つため、腰痛防止につながります。
③モニター
自宅でノートパソコンを使用していると、オフィスでデスクトップを使用しているときよりも視線が下がります。すると頭が前傾してしまい、首だけで頭を支えることになるので、肩こりにつながる恐れがあります。モニターを別に用意して、必要であればモニターの下に雑誌などを敷き、視線を平行に保ちましょう。前のめりではなく、頭が体の真上にあれば、体全体で重い頭を支えられます。
④パソコンスタンド
自宅のテーブルにモニターを置くスペースがないという人は、パソコンスタンドを活用しましょう。角度と高さの調節ができるパソコンスタンドがあれば、目線を平行にできます。
⑤フットレスト
椅子は、床に足の裏がつく高さが理想的です。足裏が床に届かない人は足元が不安定になり、正しい姿勢を維持しにくくなります。フットレストを使って、高さを調整しましょう。
⑥スマホ・タブレットスタンド
ときにはスマホやタブレットをモニターがわりにオンライン会議をする機会もあるでしょう。その際、スタンドがないと、ずっとスマホを手に持って会議をする羽目になります。無理な姿勢を続けると腕や肩、腰の痛みにつながりますから、スマホ・タブレットスタンドを一つ持っておくと便利です。
⑦リストレスト
長くパソコン作業を行うと、腕や肩が緊張し続けることで、腕の痛みや肩こりにつながることがあります。マウスを使う手元をサポートするリストレストを使えば、腕への負担を緩和させることができます。
正しい姿勢をキープして在宅ワークの生産性をアップさせよう
以上のようなグッズを活用すれば、在宅でもオフィスと同じように良い姿勢をキープして仕事に励むことができます。椅子には、クッションを活用したうえで背もたれにお尻の上部をつけるくらい深く座り、そのままグイッと上体を起こしましょう。すると骨盤が立った状態になります。さらに、頭頂部から糸が出ていて、天井からその糸で吊るされているようなイメージで背筋を伸ばせば、頭が前傾せず首のコリにつながりません。
「今は一時的にテレワークをしているけれど、そのうちまた会社での勤務に戻るから」という人もいるかもしれません。しかし、整わない環境で我慢して働いていると、生産性が下がるうえ、ストレスを抱えたり頭痛や肩こりに悩まされたりなど、心身に負担がかかる恐れがあります。
今はテレワークメインではなくても、今後、出産や子育て、介護といった環境の変化により、テレワークが必要になることがあるかもしれません。備えておいて、損はないでしょう。
正しい座り方は維持するのが難しい
座り始めは骨盤を立てた正しい座り方を意識していても、維持することが難しい、という場合もあるでしょう。骨盤を立てて座ると腰は楽になりますが、しだいにお尻が痛くなってきます。
そうすると痛くない位置に重心を移すことになり、いつの間にか身体に負荷のかかる座り方になってしまいます。特に仕事など何かに集中しているとき、気づいたらいつもの悪い姿勢になっていたというケースもあります。
この「お尻が痛い」問題を解決する最善の方法は、「座る環境」を整えることです。
例えば、椅子にクッションを置くとお尻の痛みを和らげることができます。
クッションを購入するときなるべく安価なものや、見た目重視で購入するケースもあるかと思いますが、長時間座って作業に集中し、腰痛も予防したいと考えるなら、機能性クッションがオススメです。骨盤を立てた状態を自然に維持できるよう設計されたクッションですと、長時間でも安定して座り続ることができます。さらに、座ったときにお尻にかかる圧力を分散するタイプは「お尻が痛い」問題を解決することができます。
正しい座り方をキープするために、ぜひ自分に最適な「座る環境」を作ってみてください。
自分に合ったクッションを見つけるには、実際に座って試す!
クッションは椅子の形状や、使用する人の体格・お悩みの場所によって使用感が異なります。購入する前に、実際に座って試すことをおすすめします。
エクスジェル シーティングラボ 直営店舗では、座った際の圧力測定が行える独自のサービス「シーティングナビ」を無料で体験することができます。自分の座り方のクセや特徴が一目で分かり、測定結果をもとに、より快適に座るためのポイントやおすすめのクッションを専門スタッフが提案します。
公式オンラインストアではクッション無料お試しサービス実施中。
「近くに店舗がない」「自宅で試したい」という方におすすめです。
テレワークにおすすめのクッション
ザ・アウル 3D ハイエスト
最も圧力がかかり、痛みの原因となる坐骨部をエクスジェルが包み込み、尾骨部から仙骨部の圧力を軽減。
もも裏もやさしく支えます。
立体形状で座った時の骨盤を正しい角度に導いて体のS字カーブをキープ。
モバイルクッションL
スリット形状で幹部や尾骨の接触や圧迫を防ぐため、痛みなく座ることができます。
400gと軽量で、付属の収納袋に入れて持ち運べます。
床プニ
適度な高さのある床プニはテレビや食事など長時間、床上で座り続けても足のしびれや膝の痛みを防ぎ、楽な姿勢で快適に過ごせます。
オザブ
沈み込みすぎない程よいやわらかさで、姿勢を安定させながらお尻の圧力を分散。
46cm×46cmの大きいサイズでどんな姿勢でもゆったり座れます。
よくある質問
在宅ワークをオフィス仕様に整えるグッズ
①チェア用クッション。正しい作業姿勢の維持をサポートしてくれます。
②床座り用クッション。骨盤が立つため、腰痛防止につながります。
③モニター。モニターを別に用意して、視線を平行に保ちましょう。
④パソコンスタンド。角度と高さの調節し、目線を平行にできます。
⑤フットレスト。床に足の裏がつく高さが理想的です。
⑥スマホ・タブレットスタンド。スマホで会議をする場合、腕や肩の負担を軽減できます。
⑦リストレスト。腕への負担を軽減できます。
在宅ワークで正しい姿勢をキープする方法
背すじが真っすぐ伸びるように、自分の身体に合った椅子と机を選び、高さと位置を調整しましょう。腰や背中をサポートするために、背もたれや座面クッションの使用も検討してください。腰と背もたれの隙間にクッションを入れて深く座ることで、腰が丸まりにくい姿勢を作ることができます。 丸めたタオルなどで代用することも可能ですが、やり方次第では逆に姿勢が悪化してしまう可能性もあります。
在宅ワークで集中力を高める方法とは?
・作業スペースの整理。静かで整理された作業スペースを確保しましょう。外部の騒音や乱雑な環境は集中力を妨げる可能性があります。
・デジタルデトックス。電子デバイスやソーシャルメディアから一時的に離れることで通知やメールチェックに時間を取られず、集中力を維持することができます。
・タスクの優先順位設定。ワークプランを作成し、タスクを優先順位順に整理しましょう。明確な目標とスケジュールを立てることで、作業に集中しやすくなります。