「座り」のコラム

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インタビュー

笹原右京選手インタビュー Vol.1

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国内最高峰のレースであるスーパーGT GT500クラスへの参戦で大いに注目を集める笹原右京選手。
8歳でレースにデビュー、その後着実にキャリアを積み上げてきた笹原右京選手に、レーシングドライバーの生活について聞いてみました。

 


 

− レーシングドライバーとして多忙な日々を過ごす笹原右京選手ですが、普段どのような生活をされているのか、あまり知られることはないと思います。

確かにそうですね。レーシングスーツを着ている時しかメディアに出ることもないですから。
生活のオンとオフで言うと、レーシングドライバーはレース本番以外にもテストや、チームとのコミュニケーションなどに多くの時間を費やしていますし、サーキットを転々とする移動の時間もレース活動の一環ですね。そう考えると生活の大半がオンで、限られたオフの時間もトレーニングに費やすことが多いです。8歳からレースを始めて、ほとんどレースのことしかしてこなかったですね(笑)

− ハードな毎日なので体調のコントロールも重要ですね。

アスリートなので身体のことにはとても気を遣います。僕はヨーロッパでの経験が長いので、飛行機での移動もとても多く、そこで風邪をもらわないようにとか、疲労がたまらないようにといったことは常に気にしていましたね。飛行機から降りてサーキットに直行して、すぐに万全の走りができないといけないですから。

− いつでも戦える状態にコンディションを保っておくということですね。長時間の移動、テストやレースでのドライビング、そしてミーティングなど休む間もない日々ですが、そんな中でも特別に気をつけていることなどあれば、教えて下さい。

食生活や睡眠の質にこだわることは当然なのですが、姿勢、歩き方、座り方など毎日の習慣も大切だと思っています。中でも、僕の生活の中で座る時間はかなり長いので、そこでもクオリティは高く保っていたいです。レーシングカーのドライビングポジションはもちろん、ミーティングや移動など、いろいろな場面でそれは言えると思います。

− 座ることにもこだわりがあるということですね。

そうです。僕たちレーシングドライバーは、オフィスワーカーの方たちとはまた違うスタイルの、座り仕事とも言えますね。移動中のコンディションもとても大切で、僕は疲労がたまらないようにエクスジェルのクッションを愛用しています。レーシングドライバーにとって腰は生命線のように大切なのですが、実際には腰痛に悩むドライバーも多いです。

− タクシーや長距離のトラックなど、腰痛に悩むプロドライバーは多いと聞きますが、レーシングドライバーも同じなのですね。

そうですね。レーシングカーを運転すると体中に強烈なGがかかるのですが、そのような中で正確なドライビングを行うには体幹が重要で、腰にも大きな負担がかかってきます。フォーミュラカーの場合はドライバー専用のシートを作るのですが、ツーリングカーの場合シートの自由度が低く、また他のドライバーと車をシェアすることも多いです。そこで僅かでもシートが合わないと、腰痛になるリスクがかなり高くなってしまいます。それを防ぐために、シートにクッションを追加するドライバーも多いですね。

− 右京選手、今もとても良い姿勢で座っていますね。

ありがとうございます(笑)
レーシングドライバーはオーディションという形の面接を受けることもあるのですが、姿勢は印象を大きく左右しますよね。基本的に僕は自然体なのですが、ヨーロッパでのレース生活を通じて自然に立ち振る舞い方も身についてきたのかもしれません。文化の違いがあるのだと思いますが、ヨーロッパの人は椅子に座る姿勢が日本人よりも良い印象はありますね。レーシングドライバーの仕事は車を速く走らせるだけではなくて、チーム関係者やスポンサー、ファンの方たちなどとの接点もとても大切なので、座り方も気をつけないといけないですね。

− 一般のドライバーに向けて、何かアドバイスはありますか?

第一にドライビングポジションをきちんと作ることが大切ですね。一般道などで運転していると、正しい姿勢で運転している人はとても少なく感じます。ドライビングポジションが正しくないと、正確な操作ができないですし、傾いた姿勢だと腰痛にもなりかねないですね。
レーシングカーとファミリーカーでは運転姿勢が異なりますが、ステアリングやペダルを正確に操作するための基本的な部分は実は同じなのです。腕や脚が伸び切っていたら微妙な操作ができなくなりますし、背中が丸まってしまうと視界が狭くなります。
まずは正しい姿勢を作って、安全運転に心がけてください。
それから、レーシングカーでも同様なのですが、シートのポジションが合わなかったり、身体との間に隙間ができてしまう場合にはクッションを追加することがお勧めですね。

 


 

レーシングドライバーは車を速く走らせるだけでなく、普段の生活でも様々なことに注意を払ってコンディションを保っていることがわかりました。笹原右京選手の座ることへのこだわりは、とても興味深かったです。
今後の笹原右京選手を、その姿勢にも注目しながら応援していきたいと思います。

 

笹原右京 プロフィール

1996年4月24日 群馬県沼田市に生まれる。

整備工場を営む両親のもとで幼少よりモータースポーツに親しみ、8歳でカートレースにデビュー。

その類まれな才能はすぐに頭角を現し、数々のカートレースで優勝を重ねチャンピオンの座も数多く獲得。ROTAX MAX CHALLENGEの世界チャンピオンに2度輝いたことで、海外にも笹原右京の名を広く知らしめた。

2012年からは単身ヨーロッパに渡り、16歳の若さでプロドライバーと呼べる存在にまでなった。

2013年からはヨーロッパでフォーミュラカーのレースに参戦開始。その実力はヨーロッパでも高く評価された。

ヨーロッパのフォーミュラで優勝経験も積んだ後、2016年にはホンダのスカラシップを目指し活動の拠点を日本に移した。

2017年にFIA-F4でシリーズ2位、2018には全日本F3選手権でシリーズ3位と着実にキャリアを重ね、2018年にはポルシェカレラカップジャパンとF3アジア選手権でダブルタイトルを獲得。

その経験を認められ、2020年にはスーパーGTのTEAM Red Bull MUGENからフル参戦を果たす。

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